1/28/2006

Isak Dinesen

Out of Africa - アフリカの日々 - 愛と哀しみの果て
1885年デンマークの名家に生まれた カレン・ディネーセン はスウェーデンの貴族と結婚。ブリクセン男爵夫人となり 1914年夫と共にケニアに渡り広大なコーヒー農園を経営。 アフリカを去るまでの18年間を農園の女主人として生きた日々を綴った Out of Africa を男名の アイザック・ディネーセン として1938年アメリカで出版した。


アフリカの日々 = 晶文社 1981年初版

紹介の表紙は今の版のもので 初版と少し違います
もう随分前に読んだ本なので 感動を熱く語れないのが 少しもどかしいのですが
育ちの良さからくる 潔さ や 素直さ などに感動しました
映画を見てから もう一度ぱらぱら見なおした 覚えがあります
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Out of Africa = Random House First American edition 1938年初版です

現在 $950 もしてます 興味があれば下記アドレスから見てください
http://www.betweenthecovers.com/display.php?id=67629

でも今だって 再版を重ね出版されていて 新しい本は簡単に安く手にはいります





愛と哀しみの果て = DVD 1985年作品
メリル・ストリープ ロバート・レッドフォード 主演 
アカデミー作品賞ほか全7部門を受賞した 監督はシドニー・ポラック
本を読んでから映画を見ても 映画を見てから本を読んでも どちらでも 楽しめると思いますよ アフリカ好きには 特にお奨めです
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Peter Beard が憧れの人 Dinesen に会えたのはもう病気に侵され 死期ちかい時でした
それまでの Dinesen は誰ともアフリカの話をしたがらなかったので 「なぜ私に会おうという気になったのか、それを考えると不思議だ」 (ピーター・ビアードの冒険 48pから) と Beard 自身語っています
出会いから9ヶ月後1962年9月6日Dinesen は亡くなりました
どのくらい彼女を 憧れ 尊敬 していたかは 彼の The Adventures and Mis Adventures of Peter Beard In Africa (邦題=ピーター・ビアードの冒険)のとびら 章の始まりに Dinesen の言葉が引用されているのでも解ります