3/18/2006

アメリカ黒人の歴史

:岩波新書 165   本田 創造著

岩波書店 1964年初版 1991年  Go ! Amazon.co.jp

この本ははしがきにも書いていますが
1991年新たに公民権闘争を書き足して新版として出版されたものです

安価で中身の濃い本として この本お奨めです

タイトルどうり アメリカにおける黒人の歴史を知ることができます

3/15/2006

緒方貞子

国連難民高等弁務官として63歳から難民と歩んだ緒方貞子さんはたぶん私だけでなく 多くの人達から尊敬されていると思います
劇的に世界情勢が変化する中 での複雑な難民問題に取り組んだ歩みが 多数の本になっています
緒方さんの仕事ぶりを知ることは この10年の難民の人々を知ることでもあります
Sebastiao Salgado の難民の写真展のオープニングに招かれ 対談をしていたのがとても印象に残っています


緒方貞子:難民支援の現場から
東野 真 著   集英社新書

     

緒方貞子という生き方
黒田 龍彦著    ベストセラーズ

    

3/12/2006

写真術:21人の巨匠

Dialogue With Photography : Interviews by Paul Hill and Thomas Cooper
Paul Hill (ポール・ヒル) & Thomas Cooper (トーマス・クーパー) 日高 敏 / 松本 淳

Farrar Straus & Giroux  1979年  Hardcover - Out of Print
晶文社  1988年 458p  -
Out of Print (絶版) - 表紙がみつかりません

ポール・ヒル & トーマス・クーパー はこの本について
「20世紀の写真芸術をかたちづくった写真家との対話である。四年間にインタビューしたのは、写真界の巨匠であり、“
バウハウス” “フォト・セセッション” “グループf/64” “ダダイズム” “シュールレアリズム” “社会主義リアリズム” などの芸術運動の元となり、特徴をつくるのに寄与した人々である。つまり、どのインタビューもそれらの歴史の授業であった」と述べている (写真術 4pより)

目次を見てもらうと判りますが インタビューを受けた多くのが亡くなっています
翻訳がなかなか出ない 写真や写真家の書籍の中で 巨匠と言われる写真家の声(考え)を知ることができるのがとても嬉しかったです

目次:
マン・レイ             Man Ray
ジャック・アンリ・ラルティーグ  Jacques-Henri Lartigue
アンドレ・ケルテス        Andres Kertesz
ブラッサイ             
Brassai
ロベール・ドアノー        Robert Doisneau
アンリ・カルティエ・ブレッソン 
Henri Cartier-Bresson
セシル・ビートン         Cecil Beaton
ジョージ・ロジャー        George Rodger
ヘルベルト・バイヤー       Herbert Bayer
ヘンリー・ホームズ・スミス   Henry Holmes Smith
ポール・ストランド        
Paul Strand
ヘルムート・ゲルンシャイム   Helmut Gernsheim
W,ユージン・スミス       W. Eugene Smith
エリオット・ポーター       Eliot Porter
イモジェン・カニンガム      Imogen Cunningham
ローラー・ギルピン        Laura Gilpin
マヌエル・アルバレス・ブラボ  Manuel Alvarez Bravo
ブレット・ウェストン        Brett Weston
ウィン・バロック          Wynn Bullock
マイナー・ホワイト         Minor White
ボーモント・ニューホール    Beaumont Newhall